本日、本校中等部医学難関大コースの1年生から3年生の生徒に対象に、一般社団法人 西多摩医師会 会長・医療法人財団 利定会 進藤医院 院長 進藤先生にお越しいただき、「医師の仕事と役割」・「医師会について」ご講話をいただきました。
「医師の仕事や役割」(臨床、研究、教育など)、「寿命を調整する遺伝子があること」や「感染症とがん」については肝炎ウイルスと肝がんやヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がん、ヘリコバクターピロリと胃がんについて詳しいご説明がありました。
がん予防のための「5つの健康習慣」をご教授いただき ①禁煙する ②節酒する ③食生活の見直す ④身体を動かす ⑤適正体重を維持する 以上5つのがん予防方法を実践することで、がんになるリスクを半減させることが期待できるといいます。
また、西多摩の人口約38万人に対し、28の病院と158の診療所、全国平均と比較しても8割程度の医師数しかいない。この現状を鑑み、西多摩医師会としての取り組み、「ワンチーム西多摩」構想。これは医師地域の枠にとらわれないシームレスなシステムであり、西多摩地域全体があたかも一つの病院のように機能することである。
「医師だけでは医療は成立しない。多職種の方と連携し、住民の健康を守ることが必要です。」と締めくくられました。